もやしは価格が安く栄養価もあり、色々な料理に使え重宝する野菜ですよね。今回はもやしの上手な保存方法について実践し、衝撃の結果となったことについてご紹介します。
もやしの上手な保存方法とは
もやしの上手な保存方法とは、多くのもやしのパッケージに記載されている方法です。
筆者が購入したもやしには裏面に記載がありました。

「お買い上げ後すぐに、袋に清潔なつまようじの先で小さい穴を一つあけて、冷蔵庫で保存しましょう。」
つまようじで穴を一つ開けるだけでもやしが長持ちするということのようです。ただ、筆者は今までもこの方法を実践していたものの、効果を実感したことがありませんでした。
そこで、今回もやしを2袋購入していたので穴をあけることでどのくらい効果があるのか?を検証してみることにしました。
片方だけに穴をあける
比較のために片方のもやしの袋だけにつまようじで穴を一つあけます。つまようじは新品で清潔なものです。

このまま一緒に保存するとどちらが穴をあけたものかわからなくなってしまうので、穴をあけた左のもやしにはマーカーで目印をつけておきます。

野菜室・・・なんてものは無い冷蔵庫ですが、同じところに保管します。
(もやしの保存は野菜室ではなく冷蔵室のほうが良いらしいですよ。)

この後、1日おきにもやしの状態を確認しました。
1日後
もやしの袋に穴をあけ冷蔵庫に入れてから1日後、状態を確認してみました。

うん。。うん?
穴開けたほうが少し変色しているような・・・

穴のないほうが白い?

もしかしたらこの後穴開けてないほうが早く痛むかもしれないので、もう一晩寝かせました。
2日後
1日後と同様に約2日が経過した段階で状態を確認しました。

これは。。もう明らかに穴をあけたほうが先に痛んできています。もしかしてマーカーを逆につけたかとも考えましたが、左のもやしのほうにしっかりつまようじで開けた穴がありました。(写真撮っておけばよかった。。)
これ以上続けても穴あけもやしが先に痛むことは明白なので、検証終了です。どちらのもやしもスープや炒め物にしておいしくいただきました。
なぜ逆効果だったのか
パッケージにも書かれている保存方法がなぜ逆効果であったのかですが、正直分かりません。これを見たもやし関係者の方がいらっしゃれば是非教えていただきたいですが、自分なりに理由を考えてみます。
穴をあけるのが効果的な理由は、もやしは生き物なので呼吸をさせるためと思われます。一つだけ穴をあけるのは酸素の通り道を確保しつつ乾燥を防ぐためなのかと思います。そういった環境を作ってもなお穴あけもやしが先に痛んでしまったということは・・・冷蔵庫内の空気が悪かったのでしょうか?
例えば冷蔵庫内のどこかがカビており、それにやられてしまったとか。見る限りはカビてないですしそういった臭いもないですけど・・・
もしくはリンゴとキウイを一緒に入れることで追熟を促進させる効果があるように、冷蔵庫内の何かがもやしの呼吸を促進させて早く痛んでしまったのでしょうか。
まとめ
もやしの袋をつまようじで穴をあけて保存する方法は逆効果な場合があります。環境的な要因などが考えられますが原因は残念ながらわかりませんでした。水につけたり袋のまま冷凍保存するといった長持ち手段もありますので、状況に応じて活用してみて下さい。
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